SUMMERのメイキングです。
サイズ:SM
制作期間:14日間
構想:水族館で見たクラゲの漂う触手が女性のなびく髪のように見え、髪をなびかせた女性的なクラゲの夏の一瞬を切り取った絵を描きたいと思い制作しました。
2015年に描いたラクガキと、そのラクガキを元に描いていた2016年の絵を元にして制作しました。
◆使った筆
◆参考資料:
・ややあおりのクラゲの写真
・ドレスのしわの写真
・人の振り返るポーズの写真
・海の写真
・雲の写真
・とぶ麦わら帽子の写真
・花のついた帽子の写真
◆ポイント:
・1番重要なのは、参考資料集めです。
・どれだけぐちゃぐちゃになろうが、なるべく最後まで同じパレットを使います。
・使いたい色は、使うかどうか怪しいものまで初めからパレットに全部出しておきます。
・わからない部分をわからないまま描いて終わらせないようにします。
・ハッとした一瞬を切り取ったような絵になるよう意識して描きました。
・グレイッシュな絵にしました。
①
全体のイメージを描きます。髪のようになびく職種や舞い散る花びらなど、入れたい要素をざっくりと入れておきます。
②
クラゲちゃんの形が不格好だったので直します。
③
全体の陰となる部分に色を置きます。
海と砂浜を描きます。海の地平線に近い部分は深い青、中間は緑と青の混色、手前は中間の色と砂浜の色の混色です。
帽子の傾きを変えました。
④
クラゲの傘の部分を描きこみます。外側は白、内側は空の色にグレーと白を混ぜています。
服のハイライトを入れます。
帽子を描きこみます。陰の部分は茶と青を混ぜています。
⑤
雲を描きこみます。陰の色を置いたあと、明るい部分と陰の部分の中間色を全体的に塗り、再度陰の色を置いてから最後に白をのせます。
⑥
腕の陰の色をのせます。コントラスト強めでオレンジや赤色をのせました。
背景が乾いてから、舞い散る花びらを描きこみます。
クラゲの触手を描きます。初めに薄くといた白で触手を描き、先端とフチの白を残して中の部分に空の色をのせ、ドット柄を描きます。
⑦
帽子の明るい部分と陰の部分の中間に赤を薄く入れます。
首の部分をクラゲから人間の体に変わる中間のようにするため、紫で陰を入れて完成です。